前橋T-1グランプリ「覆面審査員」集め審査説明会-バレないで

「覆面審査員」の約半分。説明会が2部制だったため審査員同士も全員の顔はわからない

「覆面審査員」の約半分。説明会が2部制だったため審査員同士も全員の顔はわからない

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 前橋の地域おこしプロジェクトを手がける「ようこそまえばしを進める会 T-1グランプリ実行委員会」は10月19日、11月1日に開始する「T-1グランプリ」の予選審査を担当する覆面審査員向けの説明会を開催した。

「群馬県産」豚肉を使う料理急増中

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 「T-1グランプリ」は、前橋市内の飲食店を対象にした群馬県産の豚肉を使った料理を競うコンテスト。コンテストと言っても、コンテスト用の料理ではなく通常店舗で提供する料理が対象で、8月25日から公募を受け付けた結果、59店舗の59メニューがエントリーした。

 覆面審査員は、来年1月中旬から約40日間かけて行う決勝戦(一般審査)に出場するメニュー6点を選ぶための予選審査を担当する。

 説明会では審査方針を中心に、公正を期すため「絶対にバレないように」などの注意が。審査は7項目の加点方式で行い、一つのメニューを複数の審査員が審査し、合計点により上位6メニューを選出する。

 審査項目や採点方法はミシュランガイドや居酒屋ガイドなどの審査、採点方法を参考に同委員会が考案した。

 実行委員長の戸塚久仁子さん(キリンビール群馬支社)は「100円から1,980円まで価格もジャンルもさまざまだが、『感じた』ことを大切に審査に当たってほしい。『審査対象の1品だけ注文したのではバレる』というメニューに当たってしまった人は『地域のため』と思って他のメニューも注文して」と、審査費用が必要以上にかさむ可能性のある覆面審査員に頭を下げた。

 覆面審査員50人は完全なボランティア。

 同委員会では選にもれたとしても、エントリーした店舗が希望すれば審査結果を提供し今後に役立ててもらう考え。審査は記名、店舗への結果提供は無記名で行う。

 覆面審査の実施は11月1日から、覆面審査員のスケジュールにより随時実施する。

 高崎前橋経済新聞が取り上げたメニューでは「かつカレー」(ポンチ)、「トンカツうどん」(モモヤ)、「ルースーチャーハン」(喜久屋)がエントリーしている。

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