高崎で戦国イベント、武者ら400人が箕輪城に集結-かなり本気の合戦も

こんな人にも会える

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 日本城郭協会が選んだ「日本100名城」のひとつ「箕輪城」(高崎市箕郷町)で10月25日、戦国イベント「箕輪城まつり」が開催される。

甲冑にインカム、スニーカー

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 箕輪城は1500年頃に建てられた平山城で、井伊直政が高崎に城を移すまでの約100年間使われた。1987年には国の史跡に指定されている。

 箕輪城まつりは2002年に地元の有志が始めた戦国イベント。当初は手作りの甲冑で参加する人が多かったが、最近では20歳代から60、70歳代の人まで本格的な甲冑での参加が増えた。

 箕輪城趾は周囲を木立に囲まれているため、電線も電柱も見えない。武将や若武者、姫君、忍者などが集まる会場に足を踏み入れると、戦国時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。

 アメリカンドッグをほおばる若武者、打掛を羽織りコーラを飲む姫君、携帯電話で話す武将など、なんとも言えずユニークだ。残念なのは地元有志が出店する模擬店のお父さんやお母さんがコスプレしていないこと。

 恒例の合戦は「箕輪軍」と「北条軍」に分かれ、かなり本気で戦う。

 当日は約400人の武者隊が9時30分に同市箕郷支所(箕郷町)を出発し、箕輪城を目指す。箕輪城では11時30分から鎮魂祭や合戦などが行われる。終了時間は15時。

 同まつりの見学者は年を追う毎に増加しており、関係者によると「今年は2,500人を超える模様」という。

 高崎前橋経済新聞では2007年の公開以来、毎年同イベントを取材しており、今年8月に発行された森永卓郎さん監修の「不況に負けない経済グッドニュース」の1本に昨年の同イベント紹介記事が選ばれた。

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