![左「群馬県産やよいひめ」(380円)、右「青森原産サンふじ」(280円)](https://images.keizai.biz/takasaki_keizai/headline/1614895181_photo.jpg)
フルーツ大福専門店「果実堂」(前橋市西片貝1、TEL 027-257-0380)が好調だ。「妙見茶屋西片貝店」跡。
果実堂は「炭火焼ワインバル Lom」(前橋市表2)、「炭火焼ワインバル Lom-takasaki」(高崎市連雀町)を運営する「Lom」(前橋市)の新業態。
Lom、Lom-takasakiとも新型コロナウイルスの影響で売上が7~8割減少。弁当やデリバリーに注力しリカバリーを試みるも4割減に留まった。代表の池下道夫さんは「努力したが限界を感じた。持ち帰りが当たり前で、幅広い年齢層に訴求できる商品を模索した」と振り返る。
池下さんは香川出身。香川にはフルーツ大福を製造販売する店が多い。「話題になっているフルーツサンドも考えたが、フルーツ大福の方がより幅広い年齢層に合うと思った」と振り返る。
フルーツは群馬県産「やよいひめ」「フルーツトマト」、青森県産リンゴ、愛媛県産みかん、広島県産ネーブル、静岡県産メロン、和歌山県産キウイフルーツなど品質を重視。前橋青果市場から直接仕入れる。
これらのフルーツと白あんを羽二重餅で包む。価格は1個280円~680円。常時10種類程度をそろえる。
オープンから1カ月。利用者は7~8割が女性で狙い通り年齢層は幅広い。自宅用と贈答用の比率は7対3。目標の月商800万円をクリアする見込み。
営業時間は10時~19時30分。水曜定休。