高崎・榛名地域の梨の大きさを競う「はるなの梨第31回 冬将軍伝説 ジャンボ梨コンテスト」が11月24日、高崎市庁舎で開催された。
ジャンボ梨は通常より長期間、枝に付けたまま大きく育てたもので、「愛宕(あたご)」「王秋(おうしゅう)」「新雪(しんせつ)」3品種が対象。今年は約40軒の農家から122個(愛宕58個、新雪39個、王秋25個)が出品された。
ジャンボ賞を獲得したのは五十嵐純さんの「愛宕」(2.268キログラム)、富沢年行さんの「新雪」(2.094キログラム)を獲得した。
ジャンボ梨生産に向け「大きくておいしい梨づくり」に取り組む、はるな梨研究会会長の富澤邦明さんは「今年は7月の長雨とその後の高温の影響で例年より10日程早くジャンボ化した。来年は3キロ越えを目指す」と意気込む。
会場ではコンテストに出品され梨を含む梨の販売が行われた。これらの品種はいずれも日持ちがよく、歳暮や正月に向けた贈答品としても使われる。
「冬将軍伝説」に関する問い合わせは JAはぐくみ西部営農センター( TEL 027-374-0256)で受け付ける。