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「幻のラーメン」玉村宿で「現(うつつ)」に 食品メーカーが常設店

「軍配山らーめん」は白湯(ぱいたん)スープに群馬県産の小麦粉を使ったストレートの細麺、自家製のチャーシューを使う

「軍配山らーめん」は白湯(ぱいたん)スープに群馬県産の小麦粉を使ったストレートの細麺、自家製のチャーシューを使う

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 奇数月の第3日曜日に開催される玉村町の朝市で販売されていた「軍配山らーめん」が、5月31日に開業した道の駅「玉村宿」(玉村町)で食べられる。

【写真】店舗ファザードと肉の柔らかさが特長のビーフカレー

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 「軍配山らーめん」はセブンイレブン向けの調理麺、総菜などの開発、製造を手掛けるタマムラデリカ(玉村町)が2年ほど前から販売を始め、提供日が限定された希少性から「幻」と呼ばれ、「Tama亭」(玉村宿内)の出店により「現(うつつ)」となった格好だ。

 同社担当者の宮下薫さんは「評判が良かったので店舗営業を考えていた。そんな時、ちょうど玉村宿のオファーがあった」と振り返る。

 「軍配山」は玉村町にある「軍配山古墳」から取った。スープは6時間以上かけて煮込んだ白湯(ぱいたん)スープ。麺は群馬県産の小麦、ホウレンソウやネギは自社農園で栽培したものを使う。

 価格は680円。出店から間もなく1カ月、多い日は1日150杯、1日平均100杯程度と好調だ。出店にあたり開発した新メニュー「ビーフカレー」(980円)も評判がよく、新名物入りを狙う。

 営業時間は10時~20時30分。毎月第3水曜定休。

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