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注目を集める高崎市立図書館、移転オープン-1カ月の利用者従来の倍に

高崎中央図書館の「一般図書、ティーンズエリア」。窓際には閲覧席が

高崎中央図書館の「一般図書、ティーンズエリア」。窓際には閲覧席が

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 施設の老朽化と増える蔵書の保管スペース不足により4月1日、末広町から高松町に移転オープンした「高崎市立中央図書館(旧高崎市立図書館)」(高崎市高松町、TEL 027-322-7919)が話題を呼び、オープンから1カ月で来館者が倍増している。

床までのガラス張りが目を引く図書館外観

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 新図書館は、JT高崎の跡地に建てられた地上6階地下1階建てビル内の5~6階。1~4階は夜間救急診療所、休日応急歯科診療所、小児健診センター、地域医療センター、医師会、保健所などの医療関連の施設になっている。

 新図書館の特徴は60万冊の蔵書を選びやすく分類するとともに、「静寂読書室」、「研究個室」、読み聞かせ専用の「おはなしのへや」など利用目的も細分化した点で、「学習室(高校生以上)」や映像資料を閲覧する「シアターブース」なども用意した。

 同市広報担当者は「オープンから1カ月、1日平均2千人の利用がある。これは従来の倍。街なかへの人の誘導にもつながれば」と期待を寄せる。

 一方、従来の図書館のお膝元の末広町周辺の飲食店などからは、「図書館の職員や来館者の利用者が減ったため困っている」などの声も聞こえて来る。

 開館時間は、10時~20時(月曜、土曜、日曜、祝日は17時まで)。

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