前橋の老舗「正光画廊」が移転に伴い閉店セール-半額の作品も

若い人に人気のインテリアアートは2,000円前後から

若い人に人気のインテリアアートは2,000円前後から

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 前橋の老舗画廊「正光画廊」(前橋市国領2「前橋サティ」内、TEL 027-232-3778)が店舗移転に伴い10月14日まで、現店舗で閉店セールを実施している。

店内には300~400点の作品が

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 正光画廊は1977(昭和52)年、群馬県内初の画廊として大利根町で開業。2006年に前橋サティに店舗を移した。同画廊は現在、大友町1丁目に新店舗を建設している。

 バブル崩壊以来、美術品の市場は縮小しているが、同店では「インテリアアートから巨匠の作品までさまざまだが、月平均70~80点出ている。利用者は40代以上が多いが、最近は20代の利用客も多く、『家を建てたので』と来店する人も増えてきた。事業で成功した若手実業家もいる」(店長の植村さん)という。

 植村さんによると、絵を描く人が増えているのも活況の要因のようだ。「趣味で描く人だけでなく作家も増えている。こうした地元の作家の『展示する場がほしい』との声に応え、新店舗には地元の作家用のスペースを用意する計画がある」(同)とも。

 閉店セール期間中は店内の作品のすべてを2割~5割引きで販売する。割引後の価格は2,000円前後~、梅原龍三郎、児玉幸雄、ベルナールシャロワなど400万円前後。営業時間は10時~21時。

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