くみ上げ湯葉と豆腐で人気の老舗豆腐店「町田屋」、物産市に出店

「汲上げ湯葉」、「枝豆ざる豆腐」、味とともに良心的な量にびっくり

「汲上げ湯葉」、「枝豆ざる豆腐」、味とともに良心的な量にびっくり

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 群馬県産をはじめとする国内産大豆と奥利根の名水を使った「湯葉」と「豆腐」で知られる「町田屋」(沼田市榛名、TEL 0278-22-3631)が、6月26日から群馬県庁県民ホール(前橋市大手1)で開催されている「おすすめ!地域の物産市」に出店している。

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 1950年(昭和25年)創業の町田屋は、「汲上げ湯葉」「寄せ豆腐」「枝豆ざる豆腐」などで人気の老舗豆腐店。

 湯葉は大豆の持つ甘みとうま味をギュッと閉じ込めた、濃厚な豆乳の結晶。豆乳の張り具合が一番いい時を見計らって手早くくみ上げるには熟練した技術を要する。町田屋では栃木県産大豆「たちながは」を使ったくみ上げ湯葉のほかに、群馬県産の赤大豆を使った「赤大豆汲上げ湯葉」も手がけている。

 町田社長は「赤大豆は女房が作ったものを使っている。創業から60年近くなる今でもすべて手作り。豆や野菜、そして豆腐の本当のおいしさを知っているからおいしい湯葉や豆腐が作れる」と胸を張る。

 「うちの豆腐をどこで知ったのかわからないが以前、鳳蘭さんがうちの豆腐を買いに来てくれるというので、豆腐とともにデジカメを用意して待っていた。当日は代わりの人が来たのでカメラは必要なくなったが(笑)、寄せ豆腐と豆乳は味わってもらえたと思う」(同)とも。

 町田屋では伝統を守り昔ながらの湯葉や豆腐を作るかたわら、「レア豆腐」「ゆり根包み揚げ湯葉」「お好み揚げ」などの新商品も生み出している。

 「新商品の開発は全部うまくいくわけではなく時に失敗もあるが、出来上がった時の喜びはひとしお」(同)。その一つが、箸ではつかめないほどやわらかく、スプーンですくって食べる豆腐「レア豆腐」。同品は、「わさびじょうゆや塩もいいが黒蜜や生クリームなどを合わせるとヘルシーなスイーツになる」(同)新感覚の豆腐。このほか、地元でとれたかぼちゃを使った「パンプキンムース」や「豆乳シュークリーム」などのスイーツも人気がある。

 価格は、「汲上げ湯葉」(525円)、「枝豆ざる豆腐」(630円)、「豆乳シュークリーム」(180円)。

 「おすすめ!地域の物産市」の開催時間は10時~18時30分(土曜は17時30分まで)。6月30日まで。

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