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やっと結氷 赤城大沼ワカサギ穴釣り解禁へ 持ち帰りも解禁で穴釣り天国復活

1月27日の赤城大沼。湖面の黒い部分は「油氷」と呼ばれる鏡のような氷。周囲の景色を映し出され、湖面が真っ白になる前だけの非常に美しい瞬間

1月27日の赤城大沼。湖面の黒い部分は「油氷」と呼ばれる鏡のような氷。周囲の景色を映し出され、湖面が真っ白になる前だけの非常に美しい瞬間

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 赤城大沼(前橋市富士見町)でワカサギの穴釣りが2月2日、一部解禁となる。例年より1カ月遅れ。

【写真】天ぷら?空揚げ? いい型に育った氷の下のワカサギと氷の厚さの計り方

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 大沼は昨年11月末の水温が7度と例年より3度高かった。12月に入っても気温が高く雪も降らなかったことから氷が育たなかったが、平野部にまで雪を降らせた強い寒波の影響で氷が育ち、1月26日夜から27日朝にかけて全面結氷した。

 穴釣りは氷の厚さが10センチになれば可能だが、大沼では安全を考慮し15センチ以上としている。27日現在、沼尻と呼ばれる北西エリアの氷が約30センチになったため、同エリアでの穴釣りを解禁する運びとなった。

 大沼は福島第一原発事故の影響でワカサギの持ち帰りが禁止されていたが、秋のシーズンが始まった昨年9月に解除された。9月~11月までの3カ月間の釣り客はワカサギを持ち帰れなかった年の3倍に増えたが、事故前と比べると5割程度に落ち込んでいる。

 ワカサギは型よく育っている。地元では穴釣り天国復活に期待を寄せる。

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