見る・遊ぶ 暮らす・働く

「群馬の皆さん、どうぞ横浜へ」-生糸がつなぐ横浜「ウォークラリー」

キャラバン隊にはぐんまちゃん、ぐんま工女隊も参加。写真右から第12代横浜観光親善大使の岩田樹里さん、ぐんまちゃん、横浜開港資料館副館長の西川武臣さん、ぐんま工女隊の佐久間千佳さん

キャラバン隊にはぐんまちゃん、ぐんま工女隊も参加。写真右から第12代横浜観光親善大使の岩田樹里さん、ぐんまちゃん、横浜開港資料館副館長の西川武臣さん、ぐんま工女隊の佐久間千佳さん

  • 0

  •  

 生糸を切り口にしたイベント開催にあたり11月12日、横浜観光親善大使ら横浜市の関係者が群馬県を訪れ、「ウォークラリー」への参加を呼び掛けた。

【関連画像】コレクターもいる「チョップシール」

[広告]

 横浜港は開国に伴い1859年に開港。開港の目的は生糸の輸出で、横浜の発展は生糸貿易とともにあった。

 1923年の関東大震災で焼失するまで、現在の日本大通りを境に西側には日本人商人、東側には外国人商人の館が立ち並び生糸が取引されたいた。生糸の9割は群馬で生産されたもので、横浜で日本人商人から外国人商人に渡り、「象の鼻」と呼ばれた波止場で船に積み込まれた。

 「ウォークラリー」はこうした生糸にまつわる歴史的建造物や埠頭などを巡ってもらおうというもの。「象の鼻テラス」「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」など市内6カ所で配布するシール、3種類3枚以上で特製グッズを進呈する。

 シールは輸出される生糸に貼られていた「チョップシール(輸出用生糸の商標ラベル)」のミニチュア判。そのデザインは時懐古的でありながら、かえって新鮮な印象だ。6枚にはそれぞれ「上州」「前橋」「甘楽」「碓氷」などの文字が見られ、生糸による横浜と群馬の興隆ぶりが伺える。

 シールは各1000枚用意されており、なくなり次第終了する。パンフレットは群馬県庁31階観光物産展示室、JR高崎駅観光案内所、北関東自動車道波志江PAなど県内でも配布している。

後援会申請バナー
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース