食べる 暮らす・働く

前橋T-1 いつもと変らず「肉絲炒飯」1日80食以上-これからも鍋を振り続ける

多くのファンの舌を射止めた「肉絲炒飯」の一皿、一皿に魂を込める浅香さん

多くのファンの舌を射止めた「肉絲炒飯」の一皿、一皿に魂を込める浅香さん

  • 0

  •  

 3年目の節目を迎える「前橋T-1グランプリ」の決勝進出メニューが間もなく発表される。3年間、看板メニューの「肉絲炒飯(ルースーチャーハン)」でエントリーした喜久屋食堂(前橋市文京3、TEL 027-221-2996)2代目の浅香裕道さんに話を聞いた。

「肉絲炒飯(ルースーチャーハン)」

[広告]

 喜久屋食堂はJR前橋駅から1キロほどの住宅地にある。細く切った豚肉とタケノコの炒めをかけたチャーハン「肉絲炒飯」が人気で、地元の人はもちろん遠方からもたくさんの人が訪れる。昨年9月には「肉絲」を商標として登録。「肉絲炒飯」は名実共に看板メニューとなった。

 浅香さんはT-1グランプリだけでなく、群馬県が実施する地産地消プロジェクトなどに「地域の底上げになれば」と積極的に参加している。

 T-1グランプリにはT-1用のメニューを考案して臨む店もあるが、3回とも、評判も、支持率も、お薦め度もナンバーワンの「肉絲炒飯」でエントリーした。浅香さんは「約40日間の予備審査中も通常通りたくさんの人が食べに来るので審査を意識したことはなかった」と振り返る。

 T-1グランプリはメニューと店の総合評価で採点される。「3度目の正直は?」と尋ねると、「さあ。とにかくみんなで盛り上がってもらればいいので、私はこれからも鍋を振るだけ」と笑う。

 決勝進出メニューの発表は12月中旬の予定。

後援会申請バナー
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース