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高崎のコーヒー豆専門店で「東北のうつわ展」-被災地へのエール込め

「素朴で使い勝手のいいうつわ。東北の人柄がよく出ている民芸のうつわを集めた」同店担当者

「素朴で使い勝手のいいうつわ。東北の人柄がよく出ている民芸のうつわを集めた」同店担当者

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 コーヒー豆専門店「大和屋」高崎本店(高崎市筑縄町、TEL 027-362-5911)で4月1日、東北地方の焼き物を集めた「東北のうつわ展」が始まった。

石臼とミルの違いは?

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 同店は自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆(約40種類)、焼き物(約1万点)、食品などを取り扱う。店舗2階にはギャラリースペースがあり、作家やサークルなどに貸し出している。4月1日からは服飾関係の展示会が開催される予定だったが主催者の都合で中止になったため、店内にあった東北地方の焼き物約180点を展示した。

 窯元は福島県の会津慶山焼、会津本郷焼、会津酔月焼、会津流紋焼、会津樹ノ音工房、会津小松窯、岩手県の小久慈焼、山形県の平清水焼、秋田県の楢岡焼、青森県の津軽金山焼などで、価格は315円~3万4,650円。

 同店自体は地震による大きな被害はなかったが、「一時は札幌の店に商品を届けられなくなり、高崎から自社の車で運んだ」(同社担当者)という。「当展は東北地方の皆さんへのエールとともに、日本人全員で力を合わせて頑張ろうという気持ちを込めた」とも。

 同会場では石臼でひいた「石挽キ珈琲」をペーパードリップする教室が同時開催されており、石びきならでの強くまろやかな香りに満ちている。

 営業時間は10時~19時(計画停電中は自家発電で営業)。4月5日まで。展示会、教室とも入場・参加無料。

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