高崎の「じゃがいも」が「じゃがいもプリン」販売本格化-インカのめざめ使用

ツブツブとろっとした「インカのめざめ」の存在感を感じさせる仕上がり。クリームの向こうからじゃがいもが…

ツブツブとろっとした「インカのめざめ」の存在感を感じさせる仕上がり。クリームの向こうからじゃがいもが…

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 レストラン「じゃがいも」(高崎市筑縄町、TEL 027-362-8851)が6月24日、奇跡のジャガイモと呼ばれる希少種「インカのめざめ」を使用した手作りプリンの販売を本格化する。

デザート付きのセットは

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 インカのめざめは1988(昭和63)年、北海道農業試験場で誕生したジャガイモで、サツマイモのような甘さと、クリのようなホクホクした食感が特徴。

 オーナーシェフの加藤俊之さんは「インカのめざめはふかすと黄色が強くなり、サツマイモより甘いほどの糖度がある。流通量が少なくなかなか使えなかったが、今年1月、北海道産のインカのめざめを仕入れるルートが確保できたためすぐに商品化に取り組み、4月に販売を開始した」と話す。

 店名のジャガイモの由来は「見た目はでこぼこで泥だらけでも中は真っ白。多くの人に愛され、親しまれているジャガイモ。当店のモットーにぴったりだったから」だという。

 その店名を背負うことになった「インカのめざめ手作りプリン」はインカのめざめに牛乳、生クリーム、オリジナルの香辛料を加えて固めたものに、カラメルソースを添えたもの。価格はイートイン=262円、テークアウト=304円、通販用(4個入り)=1,650円。

 同店はパスタに前菜やデザート・ドリンクなどのセットメニュー(934円~)の利用が主。デザートの選択肢の一つである「インカのめざめ手作りプリン」は「予想を上回る反応があり驚いている。通常のプリンは1日10個程度だが、『インカのめざめ手作りプリン』は3倍以上の注文がある」(加藤さん)。

 営業時間は11時~16時、17時30分~23時。土曜・日曜・祝日は通しで営業。

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