「群馬の森クラフトフェア」に出店続ける、群馬生まれのフェルト作家

五線譜の上の音符のようにディスプレーされた色とりどりの帽子。「季節的にちょっとつらいアイテム(笑)」とかわいさん

五線譜の上の音符のようにディスプレーされた色とりどりの帽子。「季節的にちょっとつらいアイテム(笑)」とかわいさん

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 ハンドメードフェルト作品を手がける作家、かわいゆかこさん(大阪府吹田市在住)が4月26日・27日に開催された「第8回群馬の森クラフトフェア」に出店した。

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 かわいさんは群馬生まれ。「両親が群馬出身で、私も生まれたのは群馬だけれど生活をしたことはない。両親は群馬に戻って暮らしている」(かわいさん)。こうした縁から「群馬の森クラフトフェア」を知り、出店は今回で3回目。

 かわいさんは芸大(染色専攻)在学中に、重ねた羊毛を石けん水で固めるハンドメードフェルトに出会った。「フェルトとハンドメードフェルトは授業で先生が紹介してくれた素材・技法の一つで、『面白い』と思いその時から自分の作品作りの素材として使い始めた」(同)。

 同大卒業後は大学や専門学校の講師をしながら、ずっと作品を作り続けている。作品は帽子、マフラー、バッグ、アクセサリーなどで、鮮やかな色彩と個性的なデザインに特徴がある。

 かわいさんは「作品に限らず、人間が自分の手で何かを作ったり関わったりすることの良さや大切さに気付いてほしいと常々感じている。私の作品が手作りの良さや大切さに気付くきっかけになればと思いながらひとつひとつの作品に取り組んでいる」と話す。

 12月には京都で帽子をメーンにした個展を、来年1月には大阪と長野でグループ展を開催する予定。

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