テークアウトのサラダ専門店「Machikado(マチカド)」(高崎市田町、TEL 027-386-8835)が2月1日、オープンした。
Machikadoは居酒屋「izakayaくら田」「izakayaくら田 燎(カガリビ)」(高崎市通町)、「Dining Hummer ' s(ダイニングハマーズ)」(高崎市問屋2)などを展開する「EN grow(エングロー)」(高崎市飯塚町)の新業態で、店舗は「izakaya にし季」跡。
EN growは昨年4~7月の4カ月間、全店舗を休業。その間、病院や医療従事者に無償で弁当を提供。その数は1,600食を超えた。
取締役の塚越涼太さんは「この弁当の取り組みを通じて、群馬県産のおいしい野菜、特に根菜に出会った。飲食店の経営は厳しくなる一方。野菜との出会いとテークアウトがMachikadoにつながった」と振り返る。
サラダに使う野菜はほぼ群馬県産。たとえばレタス・ルッコラ・赤からし菜・ケール・紫キャベツは高崎産、スナップエンドウ・ガブリエルは前橋産、トマトは藤岡産、ニンジンは甘楽町。ビーツ・ゴボウは群馬県内のいくつかの産地から。
メニューは「サラダ」(約10種類)590~980円、「サラダラップ」(4種類)490~650円。野菜のチョイス、焼きを含む野菜の料理法、盛り付け、ドレッシングの種類など「おんなごころ」をくすぐる仕上がりに。オープンから2週間、利用者のほとんどが女性だ。
売れ行きは1日平均サラダ50個、サラダラップ15個。塚越さんは「目標の70%の達成率。コロナ禍ではまずまずのスタート。おいしい葉野菜と根菜を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は11時30分~14時、16時~20時。日曜定休。