群馬交響楽団が群馬交響楽団史上初の「テレビ生中継」と「オンラインライブ配信」の実施を目的にクラウドファンディングで支援を募っている。
これらの取り組みは群馬交響楽団創立75周年記念プロジェクトの一環。音楽活動が世界的規模でダメージを受ける中、群馬交響楽団は「音楽の力で世界を『つなぐ』群響演奏会」を企画。12月5日にベトナム公演が決まった。
ベトナムとの連携は昨年11月、山本一太群馬県知事がベトナムを訪問した際、文化交流を通して友好を深めようと群馬交響楽団のベトナム公演を提案。訪ベトナムが決まったが、新型コロナウイルスの影響で12月5日に高崎芸術劇場で開催することになった。
群馬交響楽団はこの公演をテレビ生中継(群馬テレビ)とともにオンライン配信を行う。同日ベトナム国立交響楽団もオンラインライブを行う。事業費(群馬交響楽団等の出演料、会場使用料等)は940万円。9月15日からクラウドファンディングサイト「ハレブタイ」で募集を始め、9月27日までに約400万円が集まった。
11月13日まで。このクラウドファンディングはふるさと納税型のため税制の優遇措置が受けられる。