食べる 学ぶ・知る

高崎のベンチャーが「コオロギパウダー」コンテスト粉配布締め切り迫る 次世代の食は?

「コオロギパウダー」には100グラムに約67グラムのタンパク質が含まれている

「コオロギパウダー」には100グラムに約67グラムのタンパク質が含まれている

  • 75

  •  

 昆虫食の開発・販売・輸入などを手掛ける「FUTURENAUT(フューチャーノート)」(高崎市本町、TEL 027-386-4607)が「コオロギパウダー」を使うレシピを募集している。

【写真】「コオロギのゴーフレット」

[広告]

 FUTURENAUTは高崎経済大学大学院生の櫻井蓮さんが昨年7月(高崎経済大学在学中)に立ち上げたベンチャー企業。世界の人口が90億人を超えるとされる2050年に向け、環境や食料問題解決を目指す。

 「コオロギパウダー」は次世代のタンパク源として注目を集めている。同社は昨年10月、「コオロギのビスコッティ」、12月には「コオロギのゴーフレット」を「群馬いろは」(高崎市)、「ぐんま昆虫の森」(桐生市)などで販売。年末年始には約1000箱が売れるなど目標の3倍となったことから、新たな商品開発に向け、コオロギパウダーを使うレシピコンテストを企画した。

 コオロギパウダーは1グラムでコオロギ約10匹、100グラムのパウダーに約67グラムのタンパク質を含む。

 コンテスト参加希望者にはコオロギパウダーを無料配布する。先着500人。6月23日時点で残りは約150人分。応募はFUTURENAUTのホームページから。締め切りは6月30日。レシピの応募は7月31日まで。

 櫻井さんは「ほのかにナッツやカニのような香り放ち、知らずに食べれば昆虫由来とは気付かない。レシピ開発に挑戦してもらえたら」と呼び掛ける。

 グランプリの発表は8月19日。

後援会申請バナー
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース