和菓子店の新店「虎屋本店前橋川原店」(前橋市川原2、TEL 027-288-0393)が順調に滑り出した。
「虎屋本店」(藤岡市)は1905(明治38)年創業。新店は2015年に高崎タカシマヤへの出店以来で、今後の店舗展開を視野に前橋方面の拠点とする。
看板商品は「きびどら」(162円~)と「鬼サブレ」(108円)。きびどらはきび砂糖100%で焼き上げるどらやき。小豆あんのシンプルなものから「あんバター」「渋皮栗」「キャラメル」「クリームチーズ」がある。ふっくらとした仕上がりはきび砂糖ならではだという。鬼サブレは最中の皮でサブレを挟んだ商品で、鬼の名とはうらはらのさくっとやさしい食感。
このほか「みたらし」や「くるみ」のだんご(108円)、「塩豆大福」(151円)など約20種類をそろえる。
「川原はおしゃれでリッチな店や人が集まる場所というイメージがある魅力的な場所」という代表の小林秀行さん。「前橋市内だけでなく広い範囲からも集客できると考えた。狙い通り、吉岡町、渋川市などからも来店いただいている」と話した。
営業時間は10時~18時。