群馬県は8月21日、「群馬HANI-1(はにわん)グランプリ」の途中経過を発表した。
群馬は全国屈指の「はにわ」の質と量を誇る。「群馬HANI-1グランプリ」は一次審査を通過した100体を対象にネット投票などを行うもので、7月18日からWEB、はがき、直接帳票を受け付け始めた。
8月17日までの投票数は24,222票あり、1位は「笑う埴輪(6世紀、藤岡市)」で2,539票となっている。2位以下は接戦で「ぐんまちゃん埴輪(5世紀末、前橋市)」1,957票、「馬に乗る人(6世紀前半、太田市)1,501票、「人面付円筒埴輪(6世紀前半、前橋市)」1,498票。
投票は小中学生が多く、群馬県担当者は「国宝、重要文化財の埴輪も10位以内に入っているが、そうしたことにとらわれることなくユニークなものを中心に自分の好きな埴輪を選んでいるようだ」と話す。
投票は9月17日まで、発表は10月14日。