古墳と埴輪の群馬-かみつけの里博物館で「鎧人骨」のころの「埴輪」特別展

箕郷町太子塚古墳(高崎市)から出土した盾持ち人埴輪。句兵(くへい)と言う武器を盾に付けているのが特徴

箕郷町太子塚古墳(高崎市)から出土した盾持ち人埴輪。句兵(くへい)と言う武器を盾に付けているのが特徴

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 鎧(よろい)を装着した人骨の発見で注目を集める群馬-かみつけの里博物館(高崎市井出町、TEL 027-373-8880)で12月9日、「盾持ち人埴輪(はにわ)」などを展示する特別展が始まった。

顔つきに特徴がある盾持ち埴輪、東松山市で出土

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 「盾持ち人埴輪」は古墳を守る埴輪と考えられており、高崎では山名原口?遺跡l号古墳、箕郷町太子塚古墳などから出土している。異様な顔つきと歯があるのが特徴で、5世紀~6世紀頃の古墳から多く出土していることから、渋川市で発見された鎧を装着したまま人骨となった人が生きていたころと重なる。

 同館は5世紀後半に作られたとされる保渡田古墳群(二子山古墳、八幡塚古墳、薬師塚古墳の総称)エリアにあり、古代に思いをはせるには絶好のポイントとなっている。

 開館時間は9時30分~17時。入館料は、大人=300円、学生=150円。火曜・祝日の翌日と、12月28日~1月4日は休館。1月27日まで。

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