閉園間際に咲く「サガリバナ」、天候次第で翌日まで-群馬フラワーパーク

夕方、花を開き始めたサガリバナ

夕方、花を開き始めたサガリバナ

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 西表島などで人気の「サガリバナ」が、花のテーマパーク「ぐんまフラワーパーク」(前橋市柏倉町、TEL 027-283-8189)で咲き始めた。

花の命は短く、翌朝にはこんな姿に

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 サガリバナは水辺を好む植物で「サワフジ」とも呼ばれる。熱帯から亜熱帯に分布し、日本では奄美大島から沖縄に見られる。西表島ではマングローブの林に咲くサガリバナを目当てに多くの観光客が訪れる。

 大きいものでは樹高が10メートルにもなるサガリバナ。軸に対し均等に多数の花を付ける総状花序と呼ばれる花の房が垂れ下がるため、その名が付いた。花は夕方から夜にかけて咲き、翌朝に散る。花火のように見える総状花序はことのほか香りがよいのが特徴で、沖縄では夜道を歩いていた人がサガリバナの芳香に誘われることもあるという。

 昨年、高崎前橋経済新聞は「ぐんまフラワーパークで『サガリバナ』の開花始まる-問題は開花時間」というタイトルの記事を配信した。同園担当者は「今年は当初、翌日の午前中まで花が持っていた。しかし残念ながら海の日前後からの猛暑の影響か、朝には散ってしまうことが多い」と話す。閉園ぎりぎりまで開花を待つか、開園時間に駆け付けるか悩ましいところだが、夜間に気温が下がった翌朝が狙い目か。

 開園時間は9時~17時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。入園料は、高校生以上=700円、中学生以下無料。サガリバナの見ごろは8月中旬ごろまで。

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