前橋TONTONまつりで「子ブタのレース」-着順は鼻の差

団子状態の展開となった「街なか子ブタのレース」。見物客は「かわいいー」を連発

団子状態の展開となった「街なか子ブタのレース」。見物客は「かわいいー」を連発

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 11月8日、前橋市の中央通りアーケード(前橋市千代田2)周辺で開催された「前橋TONTONまつり」のアトラクションとして「街なか子ブタのレース」が行われた。

団子状態から「2番」が抜け出して

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 出走した子ブタは「とんとん広場」(同市三夜沢町)で飼育している生後約4週間のミニブタ。

 ミニブタは成長した時に一般的な豚の半分くらいの大きさのブタの総称で、食用でありながら元々小さな種類や医療用に開発された種類などがあり、米国を中心にペットとして需要が高まり注目を集めている。

 今年一番の冷え込みを記録した当日、大勢の観客と冷たい「赤城おろし」にプルプル震える4匹の子ブタが「レースになるのか」と危ぶむ声もあったが、4匹がピッタリくっついた状態で25メートルのコースを走り始めた。鼻の差のゴールもあったものの3レース中、「2番」の子ブタが見事2レースを制した。

 同市内の飲食店が出店した「豚肉料理の屋台村」では、冷え込みが厳しかった影響もあり、TONTONうどんやミネストローネスープ、ton卵きのこシチューなど、温かいメニューが好評で、早いものでは11時30分に売り切れた。

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