前橋・全国アマチュアちんどん競演「早稲田」連覇-「にわかチンドン」も

競演会の前後、愛嬌をふりまきながら街を練り歩くチンドンマン。今年も多くのアマチュアカメラマンが待ち構え、追いかけた

競演会の前後、愛嬌をふりまきながら街を練り歩くチンドンマン。今年も多くのアマチュアカメラマンが待ち構え、追いかけた

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 11月8日、「前橋プラザ元気21」(前橋市本2)で開催された「第6回全国アマチュアちんどん競演会in前橋」で、全国から集まったアマチュアちんどん9チームが芸を競った。

2連覇の早稲田、空飛ぶチンドンマン誕生

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 「全国アマチュアちんどん競演会」は「厩橋CHINDON倶楽部」を中心にした「全国アマチュアちんどん競演会in前橋実行委員会」が主催するイベントで、県外からも多くの見物客が訪れる前橋の秋の風物詩として定着している。

 コンクールに参加したのはディフェンディングチャンピオンの「早稲田ちんどん研究会」(東京)、「チンドンまいどはや」(富山)、「江戸崎チンドン倶楽部」(茨城)など8都県9チーム。

 熱戦の結果、「早稲田ちんどん研究会」が2連覇を果たし、開会時に返還したばかりの優勝旗を持ち帰った。

 当日はコンクールに参加する9チームに混じって、「にわかチンドン」2チームもチンドン芸を披露した。「にわかチンドン」のメンバーは16~70歳の男女14人(男性6人、女性8人)で、ほとんどが素人。9月下旬から5回の練習を経ての初舞台だった。

 「にわかチンドン」のひとつ「笠懸ちんどん倶楽部どんぐり一座」の座長、山越敏雄さんは3分間の演技を終え、「練習の方が上手にできていた。終わったぁ、という感じ。もっともっと勉強して来年はコンクールにエントリーしたい」と力を込めた。

 厩橋CHINDON倶楽部の北原代表は高崎前橋経済新聞の取材に対し、「立ち見まで出るほど盛況で、多くの人に喜んでもらえてよかった。今回、初めて企画した『にわかチンドン』はコンクールにエントリーしていたわけではなかったが、『笠懸ちんどん倶楽部どんぐり一座』が『みどりや賞』をいただき盛り上がったし、励みになった。これからも同イベントを通して地域振興に役立てるよう努めたい」と話した。

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