群馬県のPRとイメージアップを目的に7月4日、中央区銀座5丁目にオープンする「ぐんま総合情報センター」の名称が「ぐんまちゃん家(ち)」に決まった。
同県では2月27日~3月17日の日程で愛称を公募。「群馬プラザ風雷館」「ぐんまだんべぇプラザGINZA」「ゆうまちゃん館」など248件の応募があったが、愛称選考委員会では審査、検討の結果、県職員が応募した「ぐんまちゃん館」を修正した「ぐんまちゃん家」に決定した。
同県には漫画家の馬場のぼるさんが制作し、1983年に登場したキャラクター「ぐんまちゃん」がいたが、1994年に「ぐんまちゃん」に変わるキャラクターとして「ゆうまちゃん」が登場。以降キャラクタ-外交は「ゆうまちゃん」が担ってきた。しかし、「ぐんま総合情報センター」の名称は「ぐんまちゃん家」に。
最近目にすることの少なかった「ぐんまちゃん」と大活躍の「ゆうまちゃん」、双方の位置付けについて担当者は「『ぐんまちゃん』は著作権料の関係で2パターンの図柄しかなく、このところ目立たなかったが今も群馬県のキャラクター。一方の『ゆうまちゃん』は県職員が描いたイラストを元に制作しているため著作権フリー。自由に使える『ゆうまちゃん』は使い勝手がよく、『ぐんまちゃん家』においても双方を併用する考え」で、「ぐんまちゃん家」には「ぐんまちゃん」と「ゆうまちゃん」が同居する。
「ぐんまちゃん家」ではオープン翌日の7月5日~9日に「群馬の観光物産展」、11日~13日には「尾瀬・谷川岳からの恵み展」、15日~17日には「世界遺産とシルクフェア」と、連日イベントが開催される。
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