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高前エリア・夏祭りの準備本格化-花火大会、個人向けに募金も

前橋花火大会は、1945(昭和20)年8月5日の前橋大空襲の犠牲者を悼む目的で1948(昭和23)年に始まった

前橋花火大会は、1945(昭和20)年8月5日の前橋大空襲の犠牲者を悼む目的で1948(昭和23)年に始まった

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 高前エリアで6月中旬から、「前橋七夕まつり」「高崎まつり」「前橋花火大会」など年間を通じても大規模なイベントの準備が本格化している。

高崎市民が酔いしれる2日間「高崎まつり」

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 夏のイベントの口火を切るのが7月4~7日に開催される「前橋七夕まつり」。60年以上の歴史があり、仙台と平塚の両方の手法を受け継ぐ七夕飾りで知られる。

 「高崎まつり」の前身は江戸時代終盤に端を発する。その祭りを1980年代に市民参加型の祭りとして再考。今年は8月3日・4日に開催。初日の夜には1万発を超える花火が打ち上げられる。同じく「前橋花火大会」も1万発以上の規模の大きい花火大会だ。

 前橋市では花火大会の協賛を企業に働きかけると同時に市民に募金を呼び掛けており、500円以上を募金した人には前橋のイメージキャラクター「ころとん」の缶バッジを進呈するなどの取り組みを進めている。前橋市によると花火は最も安いもので1発1万2,000円。フィナーレを飾る一つ「前橋の四季」は204万円で、季節ごとの分割にも対応する。

 このほかにも8月2日には榛名湖で、3日には赤城大沼(予定)、16日には高崎市新町で、花火が打ち上げられる。

 「高崎まつり」の実行委員会は祭りの運営サポート、ゴミの分別、清掃などのボランティアスタッフの募集を始めた。

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