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群馬県産木材で作る「ままごとキッチン」、前橋の園児保護者ら組み立て

保護者らの仕事は組み立てとサンドペーパー掛け、写真は棚の組み立て

保護者らの仕事は組み立てとサンドペーパー掛け、写真は棚の組み立て

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 群馬県産木材による家づくりを手掛ける「斉藤林業」(本社=群馬県沼田市)が3月17日、前橋や高崎などの幼稚園、保育園の保護者らを招き、「ままごとキッチン」の製作会を開いた。

「ままごとキッチン」の仕上がり、アフターサービスも

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 「ままごとキッチン」は幅180センチ×高さ90センチ(棚を含む)×奥行き40センチと、子どもが遊ぶのにちょうどいいサイズのおもちゃ。同社は建築端材を利用し、「ままごとキッチン」の製作し、群馬県内の幼稚園や保育園11施設に寄贈してきた。

 この取り組みが昨年、地元新聞で紹介されると多くの施設から寄贈の要望が寄せられ、製作が追いつかなくなった。そこで同社は、加工した木材と道具がそろった組み立て場所を提供し、父兄の手で組み立ててもらうことにした。

 作業は組み立てとサンドペーパー掛けが主で、4~5人いれば1日で済む。当日は共愛学園木瀬保育園(前橋市)、高南幼稚園(高崎市)、こもち幼稚園(渋川市)の保護者や関係者、各4人合計12人が作業に臨んだ。

 同社の登坂孝子さんは「おもちゃのキッチンも木製なら普通10万円くらいするため、プラスチック製を選ぶしかなくなる。端材を利用し、組み立てなどを手伝ってもらえれば、お金をかけずに子どもたちに高品質のおもちゃを与えられる。お披露目会が楽しみ」と話す。

 次回は4月21日の開催を予定しており、県内の幼稚園、保育園の希望を受け付けている。

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