興行収入が50億円を超えた映画「テルマエ・ロマエ」が群馬県内でも好調で、ユナイテッドシネマ前橋(前橋市文京2「けやきウォーク前橋」内)では今年になって上映した作品の中で最も多い観客動員数を記録した。
「テルマエ・ロマエ」は古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛さん)が公衆浴場から現代の銭湯にタイムスリップし、現代と古代ローマを行き来しながら現代のノウハウを生かし、古代ローマで名声を得るというコメディー。原作はヤマザキマリさんの同名のコミック。
同館では上映回数を増やしているが、土日は完売になることもあるという。ヒットの要因について、鬼塚支配人は「コメディーなので『面白いよ』と口コミで広がっているのでは」と分析。
群馬県民も興行収入押し上げに一役買っていた。