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前橋の米穀店のおにぎりは老舗コラボだった-「鳥山海苔店」の江戸前のり
(2010年07月23日)
天候によって米のブレンドを変える老舗米穀店「伊藤商店」(前橋市千代田1、TEL 027-231-1495)が「おにぎり」に使用しているのりは、同じく老舗「鳥山海苔店」(前橋市千代田2、TEL 027-231-5543)の手焼きのりだった。
鳥山海苔店は1946(昭和21)年、同地で創業した。当時は焼かずに食べられる「焼きのり」はなく、「干しのり」を家庭で焼いて使っていた。「焼きのり」が流通し始めた1960(昭和35)年、同店は焼きのり機を導入し、店頭で焼きたてののりを販売するようになった。現在の焼きのり機は4台目で、のりを焼く店主の鳥山浩司さんは3代目。
「当店は創業当時から東京湾=江戸前ののりにこだわって来た。現在は富津をメーンに木更津など千葉県産が主。江戸前ののりは磯の香りが良く、色はカラスの濡れ羽色、甘みのあるうま味と3拍子そろっている」(鳥山さん)という。
米の持ち味を知ってもらおうと提供を始めた伊藤商店のおにぎりは、鳥山海苔店ののりを使っている。伊藤商店では天候により使用する米を選び、時にはブレンドして炊く。のりにもこだわり地元の老舗の手焼きを選んだ。
鳥山さんは毎年11月から4月にかけて千葉県漁連のり共販事業所で開かれる競りで1年分ののりを競り落とす。「最初は大量に落としすぎて、後で問屋に泣きついて返品したこともある。慣れるのに4~5年かかった」と頭をかく。
焼きのりだけでも210円~1,050円まで約20種類(各10枚入り)をそろえる同店だが、売れ筋は低価格のもの。鳥山さんは「すしを巻く家庭は減ったかもしれないが、おにぎりは家庭の味。おいしいのりを巻いたおにぎりを作って、スローフードの原点に戻ってもらえたら」と呼びかける。
「鳥山海苔店」の営業時間は9時~18時30分。
4台目の機械でのりを焼く3代目(関連画像)鳥山海苔店は老舗の多い千代田町に(関連画像)天候で米を変える限定「おにぎり」-前橋の老舗米穀店(高崎前橋経済新聞)名水で炊く評判の「おにぎり」-高崎の新潟おにぎり村(高崎前橋経済新聞)鳥山海苔店
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