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天候で米を変える限定「おにぎり」、売り切れ続く-前橋の老舗米穀店
(2010年04月08日)
創業124年の老舗米穀店「伊藤商店」(前橋市千代田1、TEL 027-231-1495)の「おにぎり」が千代田町周辺で評判を呼び、毎日売り切れ状態が続いている。
【画像】つややか、伊藤商店の「おにぎり」
おにぎりの販売を始めたのは11年前で、伊藤正紀さん(5代目)は「本来の商品の米を使って何かできないかと考え、米屋のおにぎりがあってもいいと思った」と振り返る。
ノリをまとい、頭にシャケやおかか昆布、高菜などをのせ、抜けるように白く輝く米。懐かしいことこの上ないおにぎりのたたずまいは、米穀店ならではの技と気配りから生まれる。
ほおばるとしっとりと柔らかいのに米粒を感じる同店のおにぎり。米はその日の天気と気温によって選ぶ。「コシヒカリは柔らかく粘りがあり、ひとめぼれは粘りが少ない。あきたこまちはその中間。ストレートの場合もあればブレンドする場合もある」(正紀さん)という。
精米し、といだ米を浸水する。浸水時間は、夏=5分、冬=1時間と、季節によって加減し、ガスで炊き上げる。おにぎりは「食感が大事なので握りは軽く2回。1人で握るため1時間で60個くらいしか握れない。できてから2時間以内に食べてほしいので昼に売り切れるようにするにはちょうどいい数」。
固定客の利用が多いが、「5年ほど前、面識のない背の高い女性が買いに来たことがあった。翌日、前橋文化会館の楽屋への出前を頼まれ、届けに行った時、背の高い女性が前田美波里さんだったのでびっくりしたことがある」とも。
今後は七~八分の胚芽を残したおにぎりに挑戦したいという正紀さん。おにぎりが縁で米を買いに来る人もあり、老舗米穀店のチャレンジは「双方よし」のようだ。
営業時間は7時30分~18時。おにぎりの販売は11時から。土曜・日曜・祝日定休。
つややか、伊藤商店の「おにぎり」(関連画像)昭和が薫るたたずまいの「伊藤商店」(関連画像)前橋 「T-1」初代グランプリに「ソースカツ丼」(高崎前橋経済新聞)「ヒレソースカツ丼」休日は遠方から-高崎の老舗食堂(高崎前橋経済新聞)「甘太郎 焼」は不況知らず?-前橋の老舗、前年比110%(高崎前橋経済新聞)
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