イオンモール高崎（高崎市棟高町、TEL 027-310-9000）が昨年12月から開催している「こけしの絵付け教室」が好評で、回を重ね3月20日で23回目の開催となる。

端午の節句にまつわるこけしの販売も

　こけしの絵付け教室はストラップ型のこけしなどに自分で絵付けをするもので、「卯三郎こけし」（北群馬郡）のこけし作家が直接指導する。

　絵付け用のこけしは白い生地のままの状態で、顔だけでなく着物などの絵を描く。参加者の多くは小学生で、「仮面ライダーやアニメのキャラクター、熊などの動物などそれぞれ自由な発想で個性的な絵を描く」（卯三郎こけし担当者）という。

　開催当初は実験的な試みだったが、「1回目から人気があり、多くの人が集まり驚いた。当SCにとっては集客のきっかけになり、卯三郎さんにとっては不特定多数の人に伝統工芸をアピールできるため、今後とも継続する」（同SC担当者）考え。

　開催日は原則として毎週土曜・日曜と祝日。開催時間は10時～22時。参加費は800円～1,800円。