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楽歩堂「和紙ソックス」が好調 和紙靴下メーカーと共同開発

つま先は足袋型。ビジネススーツなどにも合わせやすいよう丈を長めにした

つま先は足袋型。ビジネススーツなどにも合わせやすいよう丈を長めにした

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 健康靴の製造販売を手がける「楽歩堂」(本社=高崎市緑4)が和紙ソックスメーカー「itoix(イトイエックス)」(本社=福岡県福岡市)と共同開発した「rakuhoDry tabi 和紙ソックス」が売れている。

耐久性は

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 汗をかくと、常在菌が汗と一緒に流れ出た古い角質や皮脂を分解する際に臭いの元となるガスが発生する。和紙ソックスに使われている和紙繊維は汗の吸収と乾燥を早め、ガスの滞留時間を短縮し蒸れや臭いを抑制する。和紙繊維はマニラ麻をすいた和紙を細く裂き、ナイロンに巻き付けて糸にし、織ったもの。

 「rakuhoDry tabi 和紙ソックス」開発のきっかけは楽歩堂代表の澁谷則明さんがトライアスロンの競技者で、競技の際にitoixの5本指ソックスを愛用していたこと。「足が蒸れず、靴擦れもまめもできない。5本指なのでパフォーマンスに優れるが、履き替えに時間がかかるのが悩みだった。素早く履けて、足の機能を最大限に生かす和紙ソックスがあれば」と考えたという。

 「rakuhoDry tabi 和紙ソックス」は足袋型。5本指に比べ履き替え時間を短縮するとともに、親指が独立しているので足のパフォーマンスが落ちない。ソックスの内側はこの和紙繊維とキュプラ、外側は和紙・キュプラ・ナイロン・ポリウレタン。

 色は黒とグレーの2色展開。サイズはS(22~25センチメートル)、M(25~28)、L(27~30)価格は2,970円。楽歩堂全30店舗、オンラインショップで取り扱っている。

 楽歩堂マネージャーの根岸壮太郎さんは「5月11日の発売から1カ月で200足以上売れた。予想以上。梅雨の時期こそ蒸れにくさ、臭い対策にぜひ試してもらえたら」と呼びかける。

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