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高崎「上信電鉄」で「ぐんまの中小私鉄フェア」 復活「デキ」お披露目

「デキ3号」全長9.18メートル

「デキ3号」全長9.18メートル

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 「上信電鉄」(本社=高崎市鶴見町)は10月23日、本社および車両検修場で電気機関車「デキ3号見学会」を開催する。

「軌道自転車」体験

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 撮影会は群馬県内の私鉄(上信電鉄、わたらせ渓谷鉄道、上毛電気鉄道)の合同イベント「頑張るぐんまの中小私鉄フェア2022」の一環。当日はデキ3号撮影会のほか、「群馬の鉄道グッズ販売」「ミニトレイン運行」「軌道自転車試乗体験」「電車運転操作模擬体験」「使用済みヘッドマークの展示」などを行う。

 デキ3号は1924年、上信電鉄が電化した際に導入した3両の内の1両。ドイツ製。鉄道ファンの間では「群馬のシーラカンス」と呼ばれている。現役引退後も1号と3号は臨時列車として使用されていたが2017年、高崎駅構内1号の漏電火災が発生。無傷だったデキ3号も整備が行われることなく留置されていた。

 デキ3号の復活計画が動き出したのは2021年。観光庁の既存観光拠点の再生・高付加価値推進事業の対象となり、動態保存に向けて整備が進められた。

 今回の見学会は整備後初。開催時間は10時~15時。見学会を含むイベント会場への入場には受付で配布する「健康状態報告書」を提出する。問い合わせは上信電鉄鉄道部(TEL 027-323-8073)で受け付ける。

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