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前橋「日の出食堂」新店 テークアウト専門、「もつ煮」生産増強拠点に

日の出食堂の「もつ煮」

日の出食堂の「もつ煮」

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 もつ煮で知られる「日の出食堂」(本店=伊勢崎市)は2月17日、テークアウト専門店「日の出食堂駒形店」(前橋市駒形町、TEL 027-215-0896)をオープンした。

「日の出食堂駒形店」店舗外観

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 日の出食堂は1983年創業。「もつ煮」が日の出食堂の代名詞になったのは30年程前で、現在は年間60トンのもつ煮を販売している。

 新店舗は北関東自動車道駒形インターチェンジ前の「ガスト」跡で、もつ煮の生産工場にテークアウト専門の直売所を併設した。新店舗の稼働によりもつ煮の製造を年間100トンにまで引き上げる考え。

 日の出食堂を運営する「まつ井」(伊勢崎市)代表の松井信弥さんは「5~6年前から生産が追い付かない状態になった。伊勢崎の店舗から遠くない場所に生産拠点を持ちたいと考えていた。ガスト跡は立地、広さなど条件がそろった」と振り返る。

 日の出食堂で使用している豚ホルモンは群馬県産。これを長野県産の白みそで煮込む。日の出食堂を運営する「まつ井」(伊勢崎市)代表の松井信弥さんは「あくを取りながら2時間かけて煮込む。火加減が重要。肉の脂が出切ってパサパサになってしまわないように仕上げている」と胸を張る。

 テークアウトのもつ煮は1キログラム1,080円(ネギ付)。オープン3日間で1,500個を販売した。

 営業時間は10時~18時。日曜定休。

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