今年7月、前橋の中心商店街にオープンした「まちのほけんしつ」から9月23日、「生きづらさを抱えた時の居場所づくり、まちほけのこれから」をYouTubeでライブ配信する。
まちのほけんしつはひきこもり不登校を支援する「アリスの広場」とLGBTQ支援団体「ハレルワ」が「自分たちの手で居場所を作ろう」と始めたプロジェクト。
新型コロナウイルスの影響で行動が制限される中、同じ悩みを持つ人との情報を共有しようと始めたYouTube「まちほけチャンネル」。今回で5回目の配信となる。
当日はブブ・ド・ラ・マドレーヌさん(アーティスト、時々ドラァグクイーン)、あかたちかこさん(大阪市立阿武山学園専門講師、大阪人間科学大学・京都精華大学非常勤講師)をゲストに迎え、滝沢達史さん(アーツ前橋表現の森)、佐藤真人さん(アリスの広場)、間々田久渚さん(ハレルワ)が語り合う。
ブブ・ド・ラ・マドレーヌさんはHIV/エイズと共に生きる人々やセックスワーカーらの健康と人権に関する市民活動、あかたさんは派遣カウンセラーとしてHIVの現場に関わりながら、特別支援学校や一般の中高校での性教育、対人援助職を目指す若者を支援する活動に取り組んでいる。
間々田さん(1991年生まれ)は幼少期から自身の性や性的指向に疑問を抱いていたが、当時はLGBTという言葉もなく周囲に相談できない子供時代を過ごした。群馬大学在学中に男性として社会生活を送るためにカミングアウト。同時に男性ホルモン注射等の治療を始めた。2016年にハレルワ代表に就任した。
開催時間は15時30分~17時。事前申し込み不要。無料。
※記事に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。