9月11日にギネス記録に認定された「手持ち花火ビデオチェーン」の経緯を追った。
前橋青年会議所地域活性化委員会は当初、8月14日に開催される予定だった「前橋花火大会」に合わせ、花火大会と同時に2021人が手持ち花火に点火するプロジェクトでギネス記録を目指す予定だった。
5月25日、前橋花火大会中止の発表を受け、手持ち花火のビデオチェーンに変更。7月5日に募集を始めた。7月29日までに約600件の応募があったが、そのうち約100件は規定を満たしていなかった。
地域活性化委員会は認定されるために必要なポイントを発信するなど啓蒙に務めた。7月30日インターネット新聞で紹介されると投稿が増え、最終日の8月15日には2400本の動画が投稿された。このうち規定を満たした動画が2194本あり、手持ち花火のビデオチェーンのギネス記録として認定された。
実行委員長の門倉達朗さんは「ギネス記録に認定されたことにより参加してくれた全員で成功体験を共有できた。非常にうれしい。来年は前橋花火大会が開催できることを祈る。これからも前橋花火大会を盛り上げたい」と意気込む。
9月11日には花火900発を打ち上げ(サプライズ)、ギネス記録認定を祝った。