前橋市街地のオリオン通りにとんかつ専門店「大野屋」(前橋市千代田4、TEL 027-233-3058)がオープンした。
店主の前野正和さんは高校時代、前橋市内の老舗とんかつ店でのアルバイトをきっかけにその店に就職し約10年修業した。その後、洋食店2年、和食店2年の勤務を経て9月20日、念願の店をオープンした。
店舗は生まれ育った実家を改修した。店舗面積は8坪、12席。前野さんは「街中を元気にしたかった。幼なじみの仲間とのつながりも大切。生まれ育った場所で頑張りたいと思った」と振り返る。
特長は群馬産の銘柄豚、鹿児島のナチュラルポーク、埼玉の黒豚など前野さん推しの肉、岩田養鶏場(榛東村)の初生み卵、糖質を抑えたオリジナルパン粉、国内製油の綿実油など素材へのこだわりと、低温調理。「いい油で低温で揚げることで肉本来のジューシーさを閉じ込める」と前野さん。
昼のメニューは「群馬県産ロースカツランチ(120グラム)」(1,000円)、「群馬県産ヒレカツランチ(120グラム)」(1,200円)、同じく「鹿児島産ロースカツランチ(120グラム)」(1,140円)、「埼玉県産黒豚ロースカツランチ(120グラム)」(1,360円)など定食8種類。夜は各豚の「ひとくちカツ(60グラム)」(540円~720円)をはじめとする揚げもの約15種類、角ハイボール480円、日本酒5種(420円~640円)など。価格は税別。
営業時間は11時~14時30分、18時~22時。