第10回「T-1」で「中南米料理 幸せの扉 ボルデ」(前橋市三俣1)がグランプリを獲得した。連覇は史上初。
今回は前橋市内の飲食店64店が参戦し、1月~3月の日程で一般投票と覆面審査を行った。有効投票数は857票(前年は640票)、覆面審査員は107人だった。
ボルデは前回初参戦し「チーズケバブメヒカーナ」(800円)でグランプリを獲得。今回のメニューは「エステートス(豚の串焼き)」(1,200円)だった。店主の平松賢二さんは「まじすか。天国の豚さんと、お店に来てくれた人、すべての関係者のみなさんに感謝。信じられない」と驚いていた。
気を取り直し「グランプリメニューをはじめ、ひとりでも多くのみなさんに中南米の豚肉料理を楽しんでほしい」と来店を呼び掛けた。
前橋商工会会議所会頭でT-1グランプリを主催する「ようこそまえばしをすすめる会」会長の曽我孝之さんは「10年連続して前橋の豚肉料理が全国的に有名になりつつある。この流れが長く続き、前橋の街がさらににぎやかになるよう、みんなで盛り上げてもらえればありがたい」と話した。