高崎オーパ(高崎市八島町)に3月29日、古着店「ドンドンダウン高崎店POPUP STORE」がオープンする。5F「iKKA」跡。
【写真】「ドンドンダウン高崎店POPUP STORE」のイメージ
ドンドンダウンは毎週水曜日に価格を下げる販売方式で知られる。ロードサイドへの出店が基本で、高崎店POPUP STOREは1年の催事契約。店舗面積は約60坪。レディース・メンズ・キッズ古着、バッグ、靴、アクセサリーなど約4000点をそろえる。買い取りは行わない。
中小企業基盤整備機構の調査によると、日本における不用になった衣料は73.7%が焼却処分されている。リユースは13.4%に留まり、韓国80%、ドイツ50%には遠く及ばず、これらに比べて低いアメリカの25%の約半分。
フリマアプリの影響でリユース品への抵抗感は薄れつつあるもののリユースへの販売、購入経験率はそれぞれ20.7%、30.5%(経済通産省調べ)と留まる。
ドンドンダウンは買い取った古着のうち、店舗で販売できないものや売れ残った商品はマレーシアに輸出。マレーシアの提携業者により東南アジア、アフリカなどに輸出される。
ドンドンダウン高崎店POPUP STOREの担当者は「駅前立地に出店することで、ドウンドンダウンを利用したことがない客層を獲得し、リユースの啓蒙と高崎におけるドンドンダウンの認知度をアップしたい」と意気込む。売上次第で契約を延長する考え。