日ハム・巨人・ロッテで活躍し2008年、群馬ダイヤモンドペガサスのコーチ就任を機に群馬に移住した河野博文さんが「居酒屋 大喜屋げんちゃん」(高崎市筑縄町、TEL 027-388-8336)を5月20日、閉店する。
河野さんは2010年から前橋でタマネギの生産を始め、2013年には食品加工会社、2012年には農業生産法人を設立。2015年から自ら生産したタマネギなどを使う居酒屋を経営していた。
閉店はタマネギの生産を本格化するためで、生産はこれまで通り前橋で行うが、拠点を都内に移す。
河野さんは「群馬は住みやすい。車がないと不便だが、山もあり緑もあり自然がいい。タマネギの生産にも向くようで、有機肥料で育てたタマネギは大きく育ち甘いのが特徴」と胸を張る。
今後は徳島でも生産する予定で、レトルトカレーやギョウザなど六次産業の商品開発も行う。「農業が引退後のスポーツ選手の受け皿になるようがんばる。閉店までできるだけ店に居るので出かけてもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は17時30分~22時30分。月曜定休。