スイーツ仕立てにした「焼きまんじゅう」を提供するカフェ「濃厚屋」(前橋市千代田4)がオープンから1カ月を迎える。
店主の関宏明さんは2010年、焼きまんじゅう専門店「助平屋前橋総社店」をオープン。昨年これを閉め今年3月10日、濃厚屋を開店した。関さんは「50歳以上の利用が8割と年齢層が高かった。ソウルフードを若い人にも食べてほしいと思い企画した」という。
濃厚屋の焼きまんじゅうは大きめのまんじゅう3個1串。たれは赤みそをベースにホイップクリームやバター、シナモン、クリームチーズなどのフレーバーに合うよう濃いめに仕上げた。
伝統的な焼きまんじゅうは表面を焼き、たれを付けてまた焼くのが一般的だが、「つけ焼きをしないでかりかり、しみしみに仕上げる」(関さん)。
店舗は居酒屋「ブラッスリーディオ」営業時間外の昼間だけを借り、コストを抑えた。オープンから1カ月、「これまでの顧客以外に20歳代を中心に新規のお客さまが増えた。売上は公開していないが順調な滑り出しで手応え十分」と胸を張る。
メニューは焼きまんじゅうと飲みもののセット「濃厚屋スタイル(680円)」「焼きまんじゅうセット(300円~)」、持ち帰りは1串200円。
営業時間は10時~16時。月曜定休。