10月30日、高崎市街地で開催された「ゴム動力自動車コンテスト」で高崎産業技術専門校(高崎市山名町)機械技術科チームが自身の持つ大会記録8.05秒を更新し、優勝した。三連覇。
ゴム自動車コンテストは70メートルのコースで行なうタイムトライアルレース。秋晴れの空の下、18チームが自慢の愛車のゴムを巻き、次々スタートを切った。
高崎産業技術専門校機械技術科チームは1本目で7.45秒(時速33.8キロメートル)と8秒を切った。更なる記録更新を狙った2本目は、いささか力が入り過ぎたか、ゴムの巻き過ぎによりギアが滑るアクシデントが発生し記録を残せなかった。
年々、ゴム自動車の性能が上がり高速化してきたことから、今大会からゴール後10メートルで停止するという条件が付加された。
このレギュレーションで新記録が出たことに驚いたという、同コンテスト実行委員長の大野雅さんは「各チームすばらしい車体を作って来た。そして全車10メートル以内で止まった。今後はどのように止まるかも注目ポイントになる。さらに多くのチームに参加してもらい、みなさんに楽しんでもらえる大会にしたい」と意気込む。
次回は1年後。