高崎市と高崎地区獣医師会による犬と猫の譲渡会が10月2日、もてなし広場(高崎市高松町)で開催される。
譲渡会は「第28回動物愛護ふれあいフェスティバル」の一環イベントで、昨年は犬7頭、猫33匹のうち犬3頭、猫15匹が里親に引き取られた。
高崎市では犬や猫の育て方の指導などを通して啓蒙活動を行ってきた。その結果、直近の3年間で195件(犬70、猫125)から167件(64、103)、59件(34、25)と大きく減少している。同市担当者は「飼い犬や飼い猫が迷子になった時、情報伝達に地区の回覧板を使っていることも功を奏しているのではないか」と話す。
譲渡会は生後2カ月以上の犬と猫が対象。里親を探す人は動物病院で健康診断を受けさせ、当日、会場に連れて来る。里親になりたい人は会場で対面する。犬の引き取りを希望する場合は会場で「譲渡前講習会」を受講する。
開催時間は10時~15時。問い合せは同市動物愛護センター(TEL 027-330-2323)で受け付ける。