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自然な表情とらえ10年−高崎創寫舘、七五三撮影延べ15,000人超に
(2008年10月13日)
高崎の写真館「高崎創寫舘」(高崎市緑4、TEL 027-365-2468)のオーナーでフォトグラファーの丹下裕二さんが10年間で撮影した人の数が、七五三だけでも延べ15,000人を超えることがわかった。
丹下さんは高崎市生まれ。地元の高校を卒業後、家業の「丹下写真館」(同市通町)を継ぐために日本写真学園(新宿区)で写真を学んだ。
高崎に戻った丹下さんは1998年、丹下写真館から約3.5キロメートル離れた、国道17号線沿いに高崎創寫舘をオープンした。
同店の特徴は撮影のみを手がける写真館と違い、お宮参り、七五三、ウエディングなどさまざまな衣装をそろえ、美容や着付けまで店内で行う点。群馬県内でもこうした形態の店舗ができ始めていた。
同店で最も利用が多いのが七五三だ。撮影するには被写体の目線の先に立たなければならないが、レンズを向けると緊張してしまう子もいる。「子どもの緊張を解き、いい顔をしてもらうために、子どもに人気のテレビやアニメ、おもちゃを覚えて話しを合わせ心の距離を縮めてシャッターを切る。男の人が苦手な子の場合は、女性スタッフに話しかけてもらう」(丹下さん)とその苦労を明かす。
10年の間には、フィルムからデジタルへと撮影機材や撮影環境が変わり、衣装のデザイン、ヘアメーク、着付のスタイルなどの趣向も変わってきた。
「松田聖子さんがプロデュースする『SEIKO MATSUDA』など七五三ブランドが打ち出すスタイル、和風に洋風のテイストを加えるなど伝統美を生かしながら今風にアレンジしたものに人気が出ている。子どもの人数が少なくなっている分、衣装や写真にもお金をかける人が増えており、七五三でも台紙に貼る写真ではなく、写真集形式のアルバムのニーズが増えてきた」(同)という。
また七五三は元々11月の行事だったが、写真業界では七五三も成人式も1年を通しての商品に変わった。
同店では夏休み中に撮る人、シーズンオフの空いている時に撮る人、またお参りや成人式当日に撮りたい人などニーズを見込んださまざまなコースを提供している。ニーズは料金だけでなく、スタイル、でき上がった写真のクオリティーなどさまざまだ。
丹下さんは「スタイルも写真も求められるものを提供できるようにしたい。そして年齢を問わず人生の節目節目の大切な日、これからも自然な表情を引き出した写真を残せるよう心がける」と力を込める。
営業時間は10時〜19時。水曜定休。
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