高崎の「清水歯科医院」が20周年-院長、新潟大学大学院入学

前列右から2番目、スタッフから贈られた誕生日祝いを兼ねた花束を持っているのが清水院長。小野瀬寿司での宴の後

前列右から2番目、スタッフから贈られた誕生日祝いを兼ねた花束を持っているのが清水院長。小野瀬寿司での宴の後

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 歯科・小児歯科・インプラントを手がける清水歯科医院(高崎市上小塙町、 TEL 027-344-1177)が6月1日、開院20周年を迎えた。

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 清水英寿院長は群馬県立高崎高等学校を卒業後、城西歯科大学(現、明海大学)に進んだ。卒業後は日本初の卒後研修機関で歯科医としての専門技術を磨き1988年、同地に「清水歯科医院」を開院した。

 同院は国道17号バイパス(通称、高前バイパス)から群馬町方面に向かう幹線「ハナミズキ通り」にある。開院当時、この通りは整備されておらず、「周囲には何もなかった」(清水院長)。

 同院の患者数は現在約13,000人。6月11日、20周年を記念した食事会の席上で清水院長は「開業当時はよく『明日、患者さんが来なかったらどうしよう』と心配した。初診の患者さんには実家、清水捺染工場で染めたハンカチを配った。これは当時の残りの数枚。20周年の記念にみんなにあげようと持って来た」と藍染めのハンカチを手に当時を振り返った。

 食事会には同医院の淡嶋医師、歯科技工士、歯科衛生士らスタッフ13人が参加した。食事会に同席した院長の父で清水捺染工場の清水英徳社長は「息子は努力家。20年間よく頑張ってきたと思うが、支えてくれたみなさんあってのこと」とスタッフの労をねぎらった。

 清水院長は大学時代から東洋医学に興味を持ち始め、日本歯科東洋医学会会員として「人間の口と全身との関連を考える心身一如の歯科診療」に取り組んでいる。今年4月には、歯周病学について研さんを積むために新潟大学大学院に入学した。

 研究熱心なことで知られる清水院長は歯科の研究はもちろん、人形制作(人形作家、辻村寿三郎さんの弟子)、チョウの研究などに取り組んでおり現在、歯周病学とともに熱心に研究しているのは「石」。私生活では2男3女の父として、子育に追われる妻をサポートしている。

 21年目のスタートに際し清水院長は「歯の健康を保つには全身の健康に留意する必要がある。これからも健康な体で健康な生活を送りたいとの意欲のある患者さんに、適切な治療と正しい情報を提供していきたい」と力を込めた。

 診察時間は9時~12時30分、14時~18時30分。日曜・祝日・木曜(祝日のある週は診察)休診。

関連写真辻村寿三郎さん「新八犬伝」以外の人形展-高崎で(高崎前橋経済新聞)「辻村寿三郎人形展」に500人超-県立日本絹の里(高崎前橋経済新聞)ドクターらが高崎で作品展-レッドリボンりんご配布も(高崎前橋経済新聞)清水歯科医院

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