高崎で初とみられるロメスパ=焼きスパゲッティ専門店「ナポリタンキング」(高崎市連雀町)が1月2日、ラーメン店跡に静かにオープンしていた。
ロメスパとは極太のゆで置きスパゲティを炒めて仕上げる、イタリアンとは一線を画す古い日本スタイルのスパゲティ。立ち食いそば店のようなスタイル、スピーディな料理の提供、がっつり系のボリュームで新橋のサラリーマンに人気があるとか。
ナポリタンキングはこのロメスパの中でもナポリタン、そして高崎にこだわり、2.2ミリの太麺、高崎産のトマト「うれっ娘」を使ったトマトケチャップソース、高崎ウインナーの赤を使いレトロ感を出している。
麺は柔らかめにゆでて冷水でしめた後一晩寝かせて使う。この一手間で麺を炒めた際のトマトケチャップソースの絡み具合に差が出るのだという。
新橋のようにターゲットは男性。オーナー兼シェフの荒井克彦さんは「ナポリタンだけでもボリュームがあるが、昔、憧れた『はじめ人間ギャートルズ』に出てくる骨付きの肉をイメージしたハンバーグでさらにボリュームを出した」と胸を張る。
メニューは「昔ながらのナポリタン」(680円)、「ナポリタンマンガ肉添え」(980円)、「ナポリタンポテサラ添え」(880円)など。いずれも麺は追加料金なしで「シングル(300グラム)」「ダブル(450グラム)」なぜか「クイーン(600グラム)」から選べる。そしてキングはフードファイター向け「でっかいぞ!キングナポリタン(1キロ)」(980円)。
営業時間は11時~15時、17時~20時。日曜定休。