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前橋に「匠」集結 日本の伝統技にふれる2日間 体験も

多くの文化材に使われている「檜皮葺」、檜の立木からむいた皮を薄く整形し、竹釘で打ち止める。道具も専用のもの

多くの文化材に使われている「檜皮葺」、檜の立木からむいた皮を薄く整形し、竹釘で打ち止める。道具も専用のもの

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 文化財の修理技術や専用の道具製作など、日本が世界に誇る「匠(たくみ)」が一堂に会する「日本の技体験フェア」が10月22日・23日、ヤマダグリーンドーム前橋(前橋市岩神1)で開催される。

【写真】厳島神社の屋根も「檜皮葺(ひかわぶき)」

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 社寺仏閣、城、伝統芸能など、日本文化を陰で支えているのがその道の職人たちだ。「日本の技体験フェア」はこうした職人の秀でた技にスポットを当てるイベントで、文化庁の選定保存技術保存団体の認定を受けた31団体が出展する。

 当日はそれぞれの技術の解説、展示、実演のほか、来場者に手ほどきをする体験コーナーを設ける。体験内容は「建造物修理(木工)」「建造物装飾(彩色)(金箔)」「檜皮葺」「左官(日本壁)」「浮世絵木版画」「植物染色」など約30種類。どれも日常では体験できないものばかりだが、珍しいものでは「石垣」用の石を割る体験もある。

 体験の対象は小学生以上。開催時間は10時~17時(23日は16時)。参加無料。

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