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【GW】上信電鉄「シーラカンス」特別運行、世界遺産へ「デキ」で行く

1924(大正13)年に導入された「デキ」、シーメンスシュッケルト社(独)製、当日は2両連結で客車を引く

1924(大正13)年に導入された「デキ」、シーメンスシュッケルト社(独)製、当日は2両連結で客車を引く

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 上信電鉄(高崎市鶴見町、TEL 027-323-8066)は5月5日、電気機関車「デキ」で牽引する特別列車「2015ファンタジー号」を運行する。

【写真】ファンタジー号のヘッドマーク

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 「デキ」はドイツのシーメンスシュッツケルト社製。上信電鉄は1924(大正13)年に3両導入した。1994(平成6)年以降、廃車や定期運行に使用しなくなったが2011年に復活し、イベントの特別運行に使われている。

 全長9.18メートル、幅2.6メートル、高さ3.87メートル、重さは34.5トン。50キロワットの動力を4台搭載しており、導入当時はセメントや石炭などの輸送に使われた。凸型のフォルムが特長で、「上州のシーラカンス」の愛称で親しまれている。

 ファンタジー号は高崎駅から下仁田駅、下仁田駅から富岡製糸場最寄りの上州富岡駅まで。チケット(デキ弁当、富岡製糸場入場券付き)は、大人3,000円、小学生2,000円。定員は100人。車内ではビンゴ大会などの催しを行う。

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