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前橋の仏料理店の「和風弁当」が好調-「食の駅」4店舗で販売

「開発中、ずっと肉を食べ続けつらかった」という砂長シェフ渾身のお重。味は和風だが料理法は仏流

「開発中、ずっと肉を食べ続けつらかった」という砂長シェフ渾身のお重。味は和風だが料理法は仏流

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 フランス料理「シェ・スナガ」(前橋市石倉2、TEL 027-251-8311)が8月上旬に発売した弁当「ころとん御重」が好調で、販売数が1カ月で1500個に達した。

「ころとん御重」弁当バージョン

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 「ころとん御重」は群馬県特産の豚肉を使った弁当で、特製のみそだれで味を付けたリブロースをあさりしょう油味のまぜご飯にのせたもの。「赤身と脂のバランスのいいリブロースを時間がたっても柔らかく、おいしく食べられるように2時間かけてローストする。みそだれは3種類のみそをブレンドした」(オーナーシェフの砂長弘人さん)。

 甘すぎず辛すぎず、香ばしいみそ味の豚肉と、隠し味にバターを使ったというご飯の相性がいい「ころとん御重」-砂長さんはさまざまな方法で料理した肉を3時間後、6時間後、12時間後と時間をおいて味の変化を確認し、ロースト時間を2時間に決めた。

 実は、同商品は10月に予備審査が始まる「前橋T-1グランプリ」に出品しようと開発したもの。ところが、今年からテークアウトが対象外となったため、店で直接注文を受けるほか、ファームドゥ(本社=前橋市問屋1)が展開する「食の駅」前橋問屋町店、前橋南店、高崎店、吉岡店で販売している。価格は680円。

 T-1グランプリにはイートイン用の「ころとん御重セット」(1,580円)で参戦する。

 営業時間は11時30時~14時、18時~21時。日曜定休。

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