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前橋の食堂「太食」、名物メニュー「カツカレーラーメン」でT-1に

ルーが溶けたしょうゆラーメンのスープに、からっと揚がったトンカツ。くせになりそうな「カツカレーラーメン」

ルーが溶けたしょうゆラーメンのスープに、からっと揚がったトンカツ。くせになりそうな「カツカレーラーメン」

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 創業36年の食堂「太田食堂」(前橋市粕川町、TEL 027-285-4553)が、「カツカレーラーメン」で前橋T-1グランプリにエントリーした。「太食(たしょく)」の愛称で親しまれている同店は、注文を受けてからパン粉を付ける揚げ物と、盛りの良さ、そしてデカ盛りで知られる。

野口五郎さん、黒田アーサーさんが挑戦した「デカ盛り」

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 定食=15種類、丼もの=10種類、麺類=32種類と豊富なメニューは480円~1,450円と手ごろなものが多い。トンカツ、メンチカツ、から揚げ、イカフライ、チキンカツからトッピングをチョイスする「ジャンボカレーライス」は2~3人前のデカ盛りで1,050円だ。

 同店は昨年、T-1グランプリに出場しなかった。店主の太田三郎さんは「何かやってるのはわかっていたが、内容がよくわからず申し込まなかった。昨年の盛り上がりと、大村総社さんの『おそば屋さんのソースカツ丼』がグランプリを取ったことを知り、挑戦することにした」という。

 同店にはトンカツを使ったメニューがいろいろあり、ソースカツ丼もあるが、カツカレーラーメンでエントリーしたいきさつについて、「それでは昨年のグランプリメニューと同じになってしまうので、創業当時からのオリジナルメニュー『カツカレーラーメン』で勝負しようと思った」と明かす。

 カツカレーラーメンは「しょうゆラーメンのスープをアレンジしたラーメンに前橋産の『ピュアポーク21』のロース(100グラム)を使った揚げたてのトンカツをのせたもの」で、ラーメンにまでもカレーのルーをかけて食べていたカレー好きの太田さんが考案した。

 「全国では調べなかったけれど、群馬県内では『カレーラーメン』自体どこもやってなかったし、カツカレーだからね、当店が初」と胸を張る。

 昨年の決勝戦参戦店、グランプリを獲得した「大村総社」など経済効果が大きかったことから、今年は「お祭り」的な参加から、正面からグランプリを狙う店舗が出てきているようだ。

 太田食堂の営業時間は11時~14時、17時~20時。日曜・祝日定休。

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