台風14号の影響で雨となった10月28日、高崎前橋エリアにある3カ所のボウリング場に多くの人が詰めかけ、長いところではレーンの空き待ちが5時間に及んだ。
群馬県ボウリング場協会に加盟するセンターは群馬県民の日が制定された1985(昭和60)年から、2ゲーム無料サービスを始めた。高崎前橋エリアの加盟センターは「パークレーン高崎」(高崎市歌川町)、「ボウルジャンボ前橋」(前橋市下大島町)、「エメラルドボウル」(同国領2)の3カ所。
28日は3センターともオープン前から来店者が並び始めた。ほかの2つのセンターよりオープン時間が1時間遅いエメラルドボウルにも「9時にお客さまが並んでいたので驚いた。オープン時間を早め対応した」(萩原さん)。
ボウルジャンボ前橋を利用した松村さん(前橋市在住)は「ドライブを予定していたが天気が悪いのでボウリングに変更した。10時に着いたがすでに1時間待ちだった」という。
3センターのうち最も長い待ち時間となったのはパークレーン高崎で、最大5時間を記録した。同センターの宮沢さんは「天気が悪かったこともあるが、群馬県民の日史上最高。今まで体験したことのない状況だった。ボウリング初体験の人にはボウリングの楽しさを味わってもらういい機会だが、本当にすごい1日だった」と振り返った。